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【加越旅行】雪と聖地の北陸紀行(2日目後半)

この記事が1日目のものです。

 12月26日午後。25日に南砺市入りして、26日の午前中は閑乗寺公園を含む砺波平野東部を観光しました。高岡市から開始です。

高岡から氷見まで

高岡にて半時観光

 本腰を入れた高岡の観光は明日に回すので、表題の通り一時間で名所を回ります。

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いずれも高岡駅から。1枚目は石動方面(西)、2枚目は旧市街方面(北)。
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古城公園口を示す案内(0:21:28,1枚目)と4人の待ち合わせ場所に近い地点(0:21:34,2枚目)

 路面電車が通る大通りを北上してまず訪れたのは高岡大仏。聞くところによると日本一のイケメン大仏だとか。鋳物の街・高岡らしく、銅製の千羽鶴も置かれていました。

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このご時世としては珍しく外国人観光客が見られた。

 次に高岡古城公園に向かいます。そもそも高岡の街は前田利長公が築城して開かれた街であるので、古城は街のシンボル的存在といえるでしょう*1

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古城公園に南側から入った。2,3枚目は市立博物館。高岡市は、東京市大阪市等と共に明治22年から市制が敷かれた36市の一つ。

 古城公園は橋の朱と雪の白、そして木々の黒の対比が美しくそれだけで満足に足るのですが、聖地という要素も加わります。

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朝陽橋(1枚目,3期OP)、堀越しに臨む東屋(2枚目,3期12話)、三の丸茶屋(3枚目,3期OP)

 しっかり見て回ろうとすれば一時間で済むはずもなく、後ろ髪をひかれながら次の目的地・氷見を目指します。

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越中中川駅。かわいい駅舎。

越中中川15:26ー氷見線ー15:51氷見)

氷見市

 着いた氷見は旧氷見郡の中心地である港町で、寒ブリに名高い都市です。その知名度とは裏腹に人口増加率は富山県の市で最も低く、駅前もどことなく寂しい具合でした。

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氷見駅前。

 時間の都合から氷見をすぐに出て東進します。

(氷見16:07ー氷見線ー16:15雨晴)

曇天の雨晴海岸

 さて、天気に恵まれた日は富山湾越しに聳える立山の眺望を楽しめることで知られる雨晴(あまはらし)海岸に到着しました。なお、この地は旧・氷見郡太田村であって高岡側とは尾根で分断されていますが、氷見郡の旧村のうち唯一高岡市と合併しています。そのため氷見市訪問はたったの20分となりました(泣)。
 さて、1面2線の雨晴駅を降りて、道の駅雨晴に到着。ここで日没後の昼食を堪能します。

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雨晴駅及び道の駅での昼食。風雪を凌げる場所で喫する食事に勝るものは無い。

 さて、私にとっての人生初・日本海は風雪の中からとなりました。立山を見通せなかったことは残念ですが、これも北陸らしいといえるでしょう。その点、私は満足です。

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(雨晴17:22ー氷見線ー17:43高岡)

新高岡駅前にて投宿

 2度目の高岡には40分程度の滞在です。改札外に出られるわけでもないので駅構内で時間をつぶしました。

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JR線の切符しか所持していなかったが、同改札内なのであいの風線のホームにも入れる。

 広大な敷地を持つ中高層の建物が多く、明らかに北陸新幹線開業前後に開発された*2ことが分かる新高岡駅にて城端線城端行の汽車を降り、駅から徒歩1分の東横インに着くことで本日の移動を終わらせました。

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右の建物が東横イン。35歳以下は3割5分引きで泊まれるのを活用して三千余円で宿泊。

明日は高岡・富山へ

 今日は砺波平野の南北を注意深く回りましたが、明日は高岡市街観光、及び富山市街を見て回り、一路関東を目指します。
(ここにリンクを貼る)

*1:その流れをくむ高岡は、現在富山県第二の都市である

*2:城端線新高岡駅が新設されたのも平成27年。