地理雑記ブログ

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【伊勢旅行】18きっぷを使った伊勢1泊2日(前編)

 お久しぶりです。前回の更新がいつだったかわからないくらい時間がたっていますが、無事進級できて、様々な変化への対応が一段落しました。
 さて、私は春休みを使って伊勢へ行ってきました。その様子を書いていきます。関東地方を出てから伊勢市まで18きっぷで、すなわち鈍行のみで行きそこで1泊した後、2日目に伊勢市内を観光して戻ってくる、といった旅行です。いずれも平日でした。

 

 

静岡県)意外と都会・静岡市

 最寄駅から電車に揺られて小一時間、熱海駅静岡県熱海市)に到着しました。ここからの様子をつづっていきます。

熱海駅06:19ー東海道本線浜松行ー07:34静岡駅)

静岡市

 さて、熱海市は温泉都市として名高いですが、先を急ぐので素通り。東海道本線の列車に乗車して、ひとまず駿州一の大都会とうたわれる静岡市を目指します。
 前評判通り列車の椅子は全てロングシートですが、思っていたより硬くなかったです。私の電車の中で居眠りしないという信念も固かったはずなのですが寝落ちして、結局起きたのは東静岡駅というありさまでした(乗車する人が多かったので起きた)。

静岡駅前の都会ぶり

 私は、「静岡なんてエセ都会」と思っていました。政令指定都市の中で人口が最も少なく、70万人を割っていますから(令和3年時点)。しかし、興津、清水、草薙、東静岡と駅に停まるごとにどんどん人が載ってきて、はじめ熱海駅ではすいていた列車の席はすべて埋まり、つり革も満杯かというほどの混雑具合になりました。やはり政令市の名は伊達じゃないのでしょう。

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静岡駅前を北口から
駿府城公園

 静岡市のシンボル的存在だと思われる駿府城公園を訪れました。ちょうど桜が見事に咲いている季節でしたから、ここでも、これから行く先々でもきれいな桜が見られます。

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左は外堀、右は県庁

 

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公園

 

(愛知県)熱田神宮ご参詣

まだ静岡

 「静岡大陸」と揶揄される、鈍行を使って静岡県を横切るときに感じるその広大さ。私は久しぶりの静岡県だったので退屈しなかったのですが、どこまでも続く家々と時たまくぐるトンネルという景色はずっと変わらないので、飽きるのもわかります。

(静岡駅08:30ー東海道本線浜松行ー09:41浜松駅09:43ー東海道本線新快速大垣行ー10:57大府駅11:00ー東海道本線岐阜行ー11:15熱田駅

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浜名湖に架かる橋
少し外れの熱田駅

 ようやく熱田駅名古屋市熱田区)に到着しました。題に「外れ」とあるのは地理的な理由からです。豊橋駅から名古屋駅など愛知県内のたくさんの区間でガッツリJRと競合する名鉄は、熱田神宮へのアクセス駅として神宮前駅を設けています。この駅がまあ優秀なことこの上なく、JRが擁する優等列車の停車しない熱田駅とかいうのと違い、全ての列車が停車するのです。おまけに神宮前駅を降りて道路を渡るとすぐ東門。18きっぷなど特段の事情がない限りは、名鉄をお勧めしたくなります。

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乗ってきた列車
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熱田駅
熱田神宮

 歩くこと十分弱で東門へたどり着きました。驚くべきことにこの東門は駐車場の奥に入口がある、という感じだったんです。つまり、生身の人間専用の入り口がなく、どうしても駐車場を通らざるを得ない、といったことです。トヨタの本拠地にして車社会とよく言われる名古屋らしいと思いました。
 さて、熱田神宮三種の神器の一つである草薙剣をご神体としておまつりする元官幣大社です。混んでいましたが、無事参拝を済ませました。なお、本宮は建築様式が同じなのか、この後行く伊勢神宮のものに似ていた気がします。
 今後行かれる方は、本宮の両隅を大回りしてつなぐ「こころの小径」を歩くことをお勧めします。日本第三の都市の喧騒の中にいたことなんか忘れて、木々の間を散策できます。

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神社の境内。訪れた日はたまたま「朔日市」の日で、大賑わいでありました
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左は中心的な建物(本宮)、右は西門の様子

 

中編に続く

 まだ三重県に足を踏み入れてすらいませんが、時間の制約があり一気に書き上げられません。ですので、旅行の内容を3編とに分けます。でき次第リンクを貼ります。ではまた。

追記(令和3年12月21日):書き上げてリンクを貼りました。

hashimots.hatenablog.com