【ランキング】内陸区市町村(地方自治体)の人口順位
内陸県の人口は、多いほうから埼玉県、長野県、岐阜県……です。では、区市町村ではどうなるのか。気になったので調べました。
内陸区市町村の人口順位
基本的に「市」のほうが「町村」より人口が多いので、多い順のこのランキングでは「内陸区市町村」ではなく「内陸区市」と表現するべきかもしれなません。
まあそれはいいとして、以下、内陸区市町村の人口順位について。
調査方法・データの出典
Wikipediaの、人口*1の多い順に区市町村が並んでいるサイトを用いて調べた。多いほうから見ていき内陸区市町村を抜き出して並べた。なお、人口は法定人口を使用した。
内陸区市町村の人口順位(調査結果)
凡例:XX区市町村(全体でみた順位・四捨五入した人口)
なお、著名でない区市町村には脚注をつけ、都道府県名やその他情報を示した。そして、東京都特別区名を薄赤色で、ほかの東京大都市圏の市町村名を赤色で、京阪神都市圏の市町村名を緑色で着色した。
札幌市(4位・195万2千人)
京都市(8位・147万5千人)
さいたま市(9位・ 126万4千人)
世田谷区(14位・90万3千人)
練馬区(19位・72万2千人)
足立区(25位・67万人)
八王子市(29位・57万8千人)
杉並区(30位・56万4千人)
板橋区(31位・56万2千人)
宇都宮市(33位・51万9千人)
葛飾区(45位・44万3千人)
町田市(46位・43万2千人)
豊田市(49位・42万3千人)
岐阜市(53位・40万7千人)
長野市(61位・37万8千人)
高崎市(64位・37万1千人)
奈良市(66位・36万人)
川越市(68位・35万1千人)
北区(70位・34万1千人)
大津市(71位・34万1千人)
旭川市(73位・34万人)
前橋市(76位・33万6千人)
郡山市(77位・33万5千人)
新宿区(78位・33万4千人)
中野区(79位・32万8千人)
久留米市(84位・30万5千人)
盛岡市(85位・29万8千人)
福島市(86位・29万4千人)
豊島区(88位・29万1千人)
目黒区(92位・27万8千人)
水戸市(95位・27万1千人)
八尾市*17(96位・26万9千人)
雑な考察
日本の大都市は太平洋ベルト(=海岸沿い)に多く集まることもあってか、内陸でかつ人口が多い都市はそれほど多くありません。しかし、特に30万人台の都市として大都市のベッドタウンが多くなることは予想ができましょう。また、この水準の地方内陸都市(高崎市、旭川市、郡山市など)が多いのも目立ちますね。
余談だが、製作中に「長岡の罠」にかかりそうになりました。「花火が有名で新幹線が止まる内陸都市・長岡」を想起して内陸都市に分類しそうになったのです。長岡市(人口27万5千人)には幾多の合併により、寺泊地区などに海岸線ができています。今後、私と同じようなことをやる人がいるならば注意したいものです(同様のことは、東広島市や山口市にもいえますね)。
*2:神奈川県相模原市。軍都の名を持つ政令指定都市で、東京のベッドタウン。
*3:埼玉県川口市。県の南東に位置する。鋳物や植木が有名で中核市に指定されている東京のベッドタウン。
*4:大阪府東大阪市。中小企業が集まるものづくりの町、またラグビーの町として二つの顔を持つ。大阪のベッドタウン。
*5:千葉県松戸市。水戸街道の宿場町として栄えた過去を持つ東京のベッドタウン。
*7:大阪府枚方市。府北東に位置し、京都府、奈良県と接するベッドタウン。
*9:愛知県岡崎市。名古屋市東方35kmに位置する。徳川家康出身地。
*10:愛知県一宮市。名古屋市と岐阜市の中間に位置し、織物で有名。
*11:大阪府吹田市。万博が開かれたほか、大阪大学の本部が所在するベッドタウン。
*13:埼玉県所沢市。東京のベッドタウンで、映画『となりのトトロ』の舞台